社長コラム
安全安心を届ける
2021-12-06
今夏の豪雨災害では地域の安全を最優先にして大変多くの業務をこなしてきました。皆さんの不断の努力でやっとここにきて落ち着いてきたところですが、工期延期になっていた一般業務が既に始まっています。私たちは地域の方々に支えられて50年という節目を迎えることができました。地域に安全安心を届けることは私たちの使命です。多忙な日が続くと思いますが、その誇りと自信をもって業務に取り組んでまいりましょう。
年末になり慌ただしさから注意が散漫になることが予想されます。業務内外かかわらずくれぐれも安全な行動と、感染症対策の徹底をお願いします。出東コミセンではペットボトルの手作りツリーが温かな光を放っていました。

西郷岬灯台100年
2021-11-02
政府全体の公共事業費は平成10年の14.9兆円をピークに減り続け、平成23年には5.3兆円と3分の1にまで減少しました。近年は8兆円前後で推移していますが、その間に業者数や技術者数も大幅に減少しました。同様に発注者側でも技術者不足に悩まされており、業務の効率化が叫ばれています。当社でもオンラインでの協議やリモート検尺等要請があればいつでも対応できるように準備を進めていますが、こちらから積極的に効率化の提案ができるよう皆さんのITスキルを高めていただくようお願いします。
隠岐の西郷岬灯台は今年初点灯からちょうど100年を迎えました。先月記念式典を開催しましたが、当社の歴史はその半分しかありません。公共事業費を含め今後も様々な形で社会経済環境の変化があろうと思いますが、100年企業を目指して精進していく決意です。ちなみにこの灯台が建っている東側の断崖は、隠岐ジオパークでも紹介されている爆裂火口の痕跡だそうです。

創立50周年
2021-10-04
昭和47年10月2日、有限会社福田コンサルタントとして資本金300万円、社員7名でスタートした当社でございますが、それまではまだ有限会社福田組の中の一ボーリング部門でした。そのボーリング部門を独立され、今日のコスモ建設コンサルタントの礎を築かれたフクダグループ創業者故福田壽夫様の将来への思いには、心からの敬意を表さずにはいられません。その後、社会経済の動向に鑑みボーリング工事、測量、調査、設計、補償業務など高度な技術力を身に付けながら事業の拡充を図り、今や60名の社員を擁するまでに成長しました。
昭和56年より私の父延夫が、平成9年より私が代表を引き継ぎ今日に至っていますが、生前福田壽夫様が常々周囲に語っておられた「製品ではなく商品を納める」ことを心に留め、利益の追求だけではなく、お客様や地域の皆様が本当に満足していただける商品の提供に努めてまいりました。この50年という歳月には関係各位のご高配のもと、多くの先輩方のご努力や、地域の皆様のご協力、ご声援がありました。特に苦しい時に一生懸命に努力を重ね、技術力の研鑽に励みながら、力を合わせて困難を乗り越えていただいた社員の皆さまには大変感謝しております。
企業の経営で重要なことのひとつは継続していくことではないかと考えています。継続していくことでお客様の信頼を得、将来への展望が開け、そして社員の皆さまの雇用の安定と幸せにつながってまいります。今後もしっかりと時代の変化を見定め、安全で快適なまちづくり事業に参画することで地域社会へ貢献してまいります。
この50年の節目を新たな出発点とし、次の50年に向かって全社一丸となって前進してまいりましょう。

防災の日
2021-09-02
大正12年9月1日のお昼頃、関東地方で巨大地震が発生しました。10万人以上が犠牲になった関東大震災です。炊事の時間帯と重なったことで火災による被害が大きかったようですが、今年7月の豪雨で土石流が発生した熱海市付近では津波による被害も確認されています。後にこの日は地震、豪雨、台風等の災害への認識を深めるとともにその備えを実践していこうと「防災の日」と定められています。
県内では7、8月の集中豪雨の際、出雲市内などにも避難指示が出ましたが、実際に避難するかどうか迷う場面が度々ありました。防災無線やテレビ、気象庁や民間の天気予報サイト、SNSなど、大正の時代とは違い今はあふれんばかりの情報に満ちています。その中で何が正しく必要なものか素早く選んでいく能力も必要になってきました。
県内では7、8月の集中豪雨の際、出雲市内などにも避難指示が出ましたが、実際に避難するかどうか迷う場面が度々ありました。防災無線やテレビ、気象庁や民間の天気予報サイト、SNSなど、大正の時代とは違い今はあふれんばかりの情報に満ちています。その中で何が正しく必要なものか素早く選んでいく能力も必要になってきました。

7月豪雨災害
2021-08-04
