先日、仙台市にある臨済宗のお寺の副住職さんのお話を聞く機会がありました。12年前の震災で市内でも多くの人が日常の「あたりまえ」を失いました。そんな中でも「あたりまえ」から「ありがたい」の気持ちを持つことで苦労や困難を乗り越えてきました。「門より入るものは家珍にあらず」外から入ってくるものは宝物ではないとの教えです。コロナ禍で失ったものもたくさんありますが、一人ひとりが元来持っている知恵や力を合わせ前に進む気持ちを持つことが大切です。
佐田町反辺のイズモコバイモです。地元の人たちの熱心な保護活動のおかげで心が癒されました。
(2023.4.3)