社長コラム
基礎研究
2016-12-02
今年のノーベル医学・生理学賞に東工大の大隅良典栄誉教授が選ばれました。「オートファジー」と呼ばれる、細胞が自らの細胞を分解する仕組みを解明したことが評価されました。詳しい研究内容は難しくてよくわかりませんが、将来難病治療に役立つことが期待されています。また、先日、理研の研究チームが113番目の新しい元素を発見し、「ニホニウム」という日本にちなんだ名前を付けました。いずれも長年にわたって積み重ねられた基礎研究の成果です。応用研究につながる大変重要な研究過程です。
基礎が重要なことは私たちの業務でも同じです。最近は何でもパソコンをはじめとするデジタル機器に頼りがちですが、入力間違いがあっても教えてはくれません。基礎知識や経験が粗雑事故を防ぐ端緒になります。
大隅さんの発見は顕微鏡観察から生まれました。現在はアナログ的な考え方はなかなか受け入れてもらえないと思いますが、いつでも取り出せるよう備えておきたいものの一つです。
基礎が重要なことは私たちの業務でも同じです。最近は何でもパソコンをはじめとするデジタル機器に頼りがちですが、入力間違いがあっても教えてはくれません。基礎知識や経験が粗雑事故を防ぐ端緒になります。
大隅さんの発見は顕微鏡観察から生まれました。現在はアナログ的な考え方はなかなか受け入れてもらえないと思いますが、いつでも取り出せるよう備えておきたいものの一つです。